盛岡フォトフェスティバル ストーリー

昔は、写真と言えば思い出を残すために撮影されたものがほとんどだった。
デジタル技術の進化により写真はもっと身近のものに変化していった。
今では誰もが簡単にスマートフォンで写真を撮り、SNSに簡単に投稿ができる時代。
写真と言う概念も思い出の記録から自己表現のひとつとして芸術の領域にまで達している。
いつからだろう・・・写真をプリントしなくなったのは・・・
どこからだろう・・・画面だけを介して見るようになったのは・・・
東日本大震災により失われた数多くの大切なもの。
写真を通じて「キボウノヒカリ」を伝えたいと集った仲間。
プリントした写真からは、自然の息づかい、生き物の声、撮った瞬間のシャッター音、あらゆる世界、撮影者の心情を想像させる。
画面だけでは感じることができない写真の力を感じてほしい。
きっと、あなたの奥底に眠る魂へとその思いは届くはず。
盛岡という地方都市で、写真が好きな人なら誰でも参加できる写真展で。

 

~第1章~
盛岡フォトフェスティバル2017
キャッチコピー「大好きな写真でわが街が好き、ふるさとが好き、人が好きという気持ちを伝えたい残したい」
2017年11月盛岡の街を舞台に誰もが参加できる写真祭が誕生した。

初の開催となったこの年、全国はもとより海外からも全311点の作品が寄せられ見ごたえのある写真展となった。来場者は1100名を超え、喜びと感動の共有の場となった。

 

~第2章~

盛岡フォトフェスティバル2018

キャッチコピー

「見せてください、あなたの写真。見に来てください、私の写真。」

2回目の開催となった盛岡フォトフェスティバルは会場を変え、

大きなギャラリーへ350点の作品を一挙に展示!

壁一面に並ぶ作品の数々に圧倒され、感動し、出展者や来場者、そしてスタッフが一つとなりその場は歓喜の渦に包まれた。

また来年も『写真の街もりおか』で

この言葉が合言葉として歩み始めた瞬間となった。

 

~第3章~

盛岡フォトフェスティバル2019

キャッチコピー

『心を動かす写真がある・・・心を揺さぶる出会いがある・・・』

見て欲しい写真がある…
写真で心震えた瞬間がある…
写真に関わる全ての人達と心を繋ぎ結びたい…
そんな想いを込めて『写真の街もりおか』で今年も開催!

 

~第4章~

盛岡フォトフェスティバル2020

信じられない未曾有の出来事新型コロナウイルスのために中止となる。

 

~第5章~

盛岡フォトフェスティバル2021

昨年より続く新型コロナウイルスのため参加制限や入場制限をしての開催となる。来年の出会いへ繋げたくて感染対策をして開催に臨む。

キャッチコピー

『心を動かす写真がある・・・心を揺さぶる出会いがある・・・』

 

~第6章~

盛岡フォトフェスティバル2022

コロナウイルスのため遠方のみなさんの参加制限を余儀なくされるも、県内や東北のみな様の来場により心温まる開催となり感謝、感謝の盛フェスだった。
キャッチコピー

『心を動かす写真がある・・・心を揺さぶる出会いがある・・・』
来年こそ、この言葉の元に誰もが参加できますように・・・

 

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~盛岡フォトフェスティバル実行員会の想い~

 「写真が好き」のキーワードで集まったメンバーは盛岡に「写真の街もりおか」という新たなブランドを付加することを目標にして、震災後の地方創生の一助となるべく活動を始めた。
写真が好きな人が集まり、写真を通し楽しめる共有の場を、誰もが参加できる場を、私たちも楽しみながら共につくり上げて行きたい。そんな想いが伝わりますように・・・